一般公開あり

日本の水産業におけるネイチャーポジティブ経済への移行

SUMMARY イベント概要

日本では、ネイチャーポジティブ経済への移行に向けて、政策や金融の分野でもさまざまな動きが広がっています。自然や自然資本に関する政策が進められるとともに、金融機関においても、自然関連のリスクや機会を投融資の判断に取り入れる動きが見られます。また、水産企業においても、サステナビリティやサプライチェーンの改善に向けた取り組みが進められています。
一方で、こうした動きが、水産関係企業への資金供給にどのようにつながっているのか、また、今後どのようにつなげていけるのかについては、まだ考える余地があります。水産業を取り巻くデータやトレーサビリティ、リスクの評価・分担、資金調達のあり方など、金融と水産業をつなぐ上でさまざまな課題があると考えられます。
本セミナーでは、「水産企業をよりFinanceable(資金を呼び込みやすい状態)にするには何が必要か」を切り口に、政策・金融・産業それぞれの視点から考えます。
「Blue Financeが重要である」という議論にとどまらず、水産企業が進めるサステナビリティへの取り組みを、どのように金融機関によるリスクや事業性の評価につなげ、実際の投融資につなげていくことができるのか。そのために、水産企業、金融機関、政策それぞれにどのような役割が求められるのかを議論します。

◾️プログラム
13:00-13:30 開場
13:30-13:35 開会挨拶、本日のご紹介
シーフードレガシー 花岡 和佳男

13:35-13:45 「(仮)ネイチャーポジティブに関する近年の動向」
環境省 深谷雪雄

13:45-13:55 「(仮)金融から見たネイチャーポジティブと水産業」
株式会社農林中金総合研究所/農林中央金庫 岡添 巨一

13:55-14:05 「(仮)ネイチャーポジティブな社会の実現に向けた金融機関との連携について 」
株式会社ニッスイ 西 昭彦

14:10-14:25 「(仮)最新レポートについて」
プラネット・トラッカー フランソワ・モニエ

14:25-14:50 パネルディスカッション
Moderator:シーフードレガシー 緒方 悠香
登壇者:
・環境省 深谷雪雄
・株式会社農林中金総合研究所/農林中央金庫 岡添 巨一
・株式会社ニッスイ 西 昭彦
・プラネット・トラッカー フランソワ・モニエ

14:50-15:00 閉会挨拶
シーフードレガシー 花岡 和佳男

SPEAKER 登壇者

  • 西 昭彦

    株式会社ニッスイ 
    サステナビリティ推進部 部長

    西 昭彦

    1993年、日本水産株式会社(現・株式会社ニッスイ)に入社。冷凍食品のマーケティング部門および営業部門に長年従事した後、2020年よりCSR部(現・サステナビリティ推進部)にて、サステナビリティ関連業務を担当。現在は、社会・環境課題の解決を通じてニッスイグループの持続的成長と企業価値向上につなげることを目指し、サステナビリティ戦略の企画・推進を担っている。また、水産サステナビリティ課題の解決に向けた各種イニシアティブへの参画に加え、投資家・金融機関を含むステークホルダーとの対話・情報発信にも取り組んでいる。

  • フランソワ・モニエ

    プラネット・トラッカー 
    自然分野責任者

    フランソワ・モニエ

    フランソワ・モニエは、金融、自然保全、持続可能な食料生産の分野で15年にわたる経験を有する。プラネット・トラッカーではネイチャー・チームを率い、自然に依存している、あるいは自然に影響を与えている企業に対し、金融を変革の手段として活用しながら、変化を促す取り組みを推進している。
    以前はオーシャン・チームを統括し、漁業、養殖業、深海採鉱を対象とした調査を通じて、生態系の健全性が投資家にとって財務上重要な意味を持つことを示すとともに、将来の収益を守るために企業にどのような変化を求めるべきかについて投資家に助言していた。
    プラネット・トラッカー入社以前は、エグザンBNPパリバおよびキャピタル・グループで金融アナリストを務めたほか、コンサベーション・キャピタルで自然保全ファイナンスのスペシャリストを務めた。

  • 岡添 巨一

    株式会社農林中金総合研究所/農林中央金庫 
    主任研究員

    岡添 巨一

    家族経営の養殖漁家出身。2006年~2023年まで水産庁や外務省に所属し、地域漁業管理機関(RFMOs)、国連食糧農業機関(FAO)、国際捕鯨員会(IWC)での国際交渉のほか、海洋の生物多様性に関する議論にも参画。現在は(株)農林中金総合研究所で水産業界アナリストとして活動しながら、食農企業を中心にサステナビリティ関連支援を提供。また、農林中央金庫職員(外勤)としてサステナブル経営の取組みをサポートしている。農学修士(海洋生物学)・公共政策修士。

  • 深谷雪雄

    環境省 
    自然環境局 生物多様性ビジネス推進室
    室長補佐

    深谷雪雄

    2008年環境省入省。環境本省で国立公園の保護管理やヒアリ等の外来生物対策に携わったほか、三陸復興国立公園や十和田八幡平国立公園等でのレンジャーとしての勤務、小笠原村役場や長崎県庁への出向を経て、2026年4月から現職。ネイチャーポジティブ経済の実現に向けて、ネイチャーポジティブ経済移行戦略やロードマップに基づき、企業をはじめとしたマルチセクターとの連携に関する政策立案を担当。

  • 花岡和佳男

    シーフードレガシー 
    創立者/代表取締役社長

    花岡和佳男

    フロリダ工科大学で海洋環境学および海洋生物学を専攻した後、モルディブとマレーシアにおいて海洋環境保全事業に従事、2007年からは国際環境NGO日本支部にて、サステナブルシーフード・プロジェクトを推進した。2015年7月には独立し、株式会社シーフードレガシーを創立、CEOに就任。環境持続性および社会的責任が追求された水産物を日本を中心としたアジア全域において主流化させるためのシステムシフトを牽引している。
    先見性のあるビジョンと国内外の水産業界、金融機関、政府、NGO、アカデミア、メディアなど、多様なステークホルダーをつなぐ、その卓越したリーダーシップにより、アジアの水産業界における革新的なリーダーとして注目されている。

  • モデレーター:緒方 悠香

    シーフードレガシー 
    ビジネスエンゲージメント部オフィサー

    モデレーター:緒方 悠香

    シーフードレガシーにて、企業の持続可能な水産物調達方針の策定・実行を支援し、サステナビリティを企業の競争力や価値向上につなげる取り組みを推進している。水産養殖の研究者、地方自治体の水産行政を経て、研究・行政・現場の幅広い経験を持つ。東京大学大学院農学生命科学研究科修了、博士(農学)。

OUTLINE 開催概要

開催日時
2026年10月20日(火) 13:30-15:00
会場

ホテル アジュール竹芝16階 曙

〒105-0022 東京都港区海岸1-11-2    

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申し込み方法
サステナブルシーフードサミット2026とは別で、本イベントへの参加申込が必要です。
本イベントへは、下記フォームよりご参加ください。
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主催
シーフードレガシー
注意事項
セッション聴講による情報収集や、意見交換、商談、ネットワーキングなどを目的としています。目的に当てはまらない方には、参加をご遠慮いただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
事前申込制です。お一人様ずつの参加申込が必要です。
本申込によって取得したデータおよび当日の会場で撮影された写真・映像は、主催者および関係者(スポンサー、登壇者、出展者など)によって、公式サイト、メールマガジン、SNS、結果報告書、記事などに使用される場合があります。
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