カリフォルニア州San Bernardino Valley College卒業後、米国あづまフーズに入社。日本本社に転籍後に海外事業部に所属し、東南アジア地域を担当。創意工夫をモットーとしたメーカーに所属していたため原料仕入れ先の発掘からゼロベースでの商品開発に取り組み、モノづくりの前提となる原料ソースの重要さを肌で感じる。現在では、培った海外販売経験を国内市場へフィードバックすることを心がけている。
メイジー・ピジョンは、漁業部門における情報の透明性向上に取り組む市民社会組織の国際ネットワークであるCoalition for Fisheries Transparency(CFT)のディレクターを担当している。事務局スタッフ、運営委員会、加盟組織と緊密に連携し、世界中の漁業の透明性を向上させるための戦略策定に努めている。CFTに加わる前には10年以上にわたり政府や国際機関と協力し、サハラ以南アフリカやその他地域で海洋空間の安全確保、海洋ガバナンスの促進、ブルーエコノミー成長の促進、沿岸地域社会の安定化に向けたイニシアチブの推進に取り組む。また、国連薬物犯罪事務所、国際海事機関、国連アフリカ経済委員会の世界海上犯罪プログラムに対しコンサルティングや研究支援の提供も行っており、漁業透明性イニシアティブ(FiTI)の国際理事会のメンバーでもある。
マーティン・エクセルは40年以上にわたり水産業に携わり、2019年7月からは、世界最大の海産物取り扱い企業9社とスウェーデンのStockholm Resilience Centreによる共同事業であるSeaBOS(Seafood Business for Ocean Stewardship)の専務取締役を務める。この共同事業は、グローバルな規模で持続可能な水産資源管理と健全な海洋を率先して実現することを目標に掲げている。